アタマジラミとトコジラミは別種類

アタマジラミを駆除する前に抑えておきたい注意点

恐ろしいトコジラミの実態とは

シラミという名前の種類には、アタマジラミとは全く関係ない種類のものがいます。

その一つが”トコジラミ”です。

トコジラミという名前からしてシラミの仲間のように思われそうですが、実際には、シラミではなく、カメムシ目トコジラミ科というように、カメムシに分類されるようです。また、元々は南京虫(なんきんむし)という呼ばれ方が一般的だったようです。

このトコジラミ科に分類される昆虫は、すべて吸血昆虫。
つまり、動物などの血をエサとして生きているそうです。

ここは、アタマジラミと同じ部分ですね。

でも、こちらの方が驚異でもあります。
最近、このトコジラミの中にヒトにとって驚異となるスーパートコジラミという種類が増えてきています。これが増えると、その恐ろしさはアタマジラミ以上。

スーパートコジラミは、ヒトの体ではなく家屋の隙間などに生息します。

そして、部屋の明かりが暗くなると行動を開始し、自ら動いてヒトのところにまでやってきます。そして、吸血し再び家屋の隙間に戻っていくというものです。

家屋と言ってもカーテンやふすまの枠の隙間、ベッドのつなぎ目など、体が入り込める隙間であれば、どこにでも生息するようです。

しかも、アタマジラミとは違い、吸血されると痛みも強く、その範囲も全身となるので、ひどいときには、体中赤あざのようになる事さえあります。

寝ている時に、痛みで目が覚めるほどだと言います…。

更に、スーパーという名前は、薬剤耐性を持っている為です。
最近のアタマジラミにも薬剤耐性を持つものが増えてきていますが、このシラミはそれ以上にしぶとい薬剤耐性を持ちます。

そして、飢餓状態にめっぽう強い。
アタマジラミであれば、3日も吸血できなければ餓死してしまいますが、スーパートコジラミは、実験の結果では、最大18ヶ月間無吸血で生き延びた個体も居るとの事。

元々は、アメリカで被害が増えた事から注目されるようになってきたスーパートコジラミですが、日本にも旅行者の鞄などに入り込んでいたものから広まっていると言われていますので、他人事では無いのかもしれません。

アメリカ発祥の害虫は、恐ろしいものばかりですね…。